歯の清潔感を出すコツはコレ!これだけは押さえてほしい4つのポイント

歯をチェックする女性

男性に対して清潔感を求める女性は少なくありません。中でも、意外と見落としがちなのが歯です。清潔感を演出しようと思えば歯は極めて重要な要素となります。どれだけおしゃれをしても、歯が黄ばんでいたり黒ずんでいたりすると不潔だというイメージは避けられなくなってしまいます。もちろん、食べかすが歯に残っているのは論外です。そこで、本記事では歯の清潔感をアピールするために欠かせないポイントを、「歯磨き」「定期健診」「変色の原因と予防」「ホワイトニング」の4つに分けて解説していきます。

正しい食生活と歯磨きで虫歯から清潔感を守ろう!

虫歯の男性

虫歯によって歯が黒ずむと見た目の清潔感は一気に損なわれてしまいます。それに、清潔感とは必ずしも見た目だけを意味するものではありません。さらに、虫歯はニオイにも影響します。見た目がさわやかでも、口臭がひどければすべて台無しになってしまいます。つまり、清潔感をアピールしてモテる男になるためには虫歯予防は極めて重要になります。具体的に大事なのは食生活と歯磨きの2点です。

食習慣から意識していこう

まず、食生活に関してですが、気を付けるポイントとしては「規則正しい食習慣」「栄養バランス」「しっかりと噛んで食べる」「高カロリー清涼飲料水はなるべく控える」などが挙げられます。一般的に、飲食の時間が増えれば増えるほど口の中は酸性に傾いていきます。歯の表面を覆っているエナメル質は酸に弱いので、口の中が酸性の時間が長いと、それだけ虫歯になるリスクが高くなるというわけです。

たとえば、テレビを見ながらダラダラとお菓子を食べ続けるなどといった行為は歯にとってよくありません。そのため、食事は定めた時間内にとり、おやつを食べる場合でも時間を決めてなるべく短時間ですませてしまうのがおすすめです。

また、歯の健康を維持するには栄養バランスも重要になってきます。特に欠かせないのが歯の原料となるカルシウムとその吸収を助けるビタミンDです。魚介類・乳製品・海藻類・キノコ類などをバランスよく食事に取り入れるようにしましょう。それに加え、食物繊維の多い野菜を多く食べると、噛むことによって抗菌作用のある唾液の分泌を促進し、歯垢が歯に付きにくくなる効果が期待できます。

ちなみに、唾液の分泌は噛めば噛むほど促進されるので、食べ物をしっかりと噛むという行為は極めて重要です。食事の回数を極端に減らしたり、柔らかいものばかり食べていたりすると唾液の分泌量が減って虫歯のできやすい状態になってしまいます。もちろん、糖分が多く含まれているお菓子や炭水化物の取りすぎにも要注意です。

清涼飲料の多くには酸味としてリン酸やクエン酸が加えられています。つまり、清涼飲料を飲むと口の中が酸性になりやすいのです。そのうえ、高カロリーなものには大量の果糖や砂糖が含まれているため、虫歯のリスクは一層高くなります。特に、柑橘系清涼飲料にはクエン酸が添加されており、かなり酸性度が高いので注意が必要です。

もし、こうした飲料水を飲む場合はストローを使うことをおすすめします。口に一度含ませるより、ストローで一気に喉まで流し込む方が歯へのダメージは少なくてすむからです。

細菌繁殖を防ぐこまめなケア

次に、歯磨きの方法ですが、「食後すぐの歯磨き」「フッ素入りの歯磨き粉を使う」「丁寧なブラッシングを心掛ける」「歯間ブラシや糸ようじなども使う」というのが主なポイントです。食事をしたあとの口の中には細菌の栄養となる糖質が大量に含まれています。そのままにしておくとたちまち細菌が繁殖して虫歯の原因となるので、食後すぐの歯磨きが推奨されているのです。

もし、外出中ですぐに歯磨きができないという場合は口をすすいで汚れを取きましょう。今では一般的となったキシリトールには、唾液中のカルシウムの濃度を高めて、歯の再石灰化を促進する効果があります。キシリトールが配合されている特定保健用食品のキシリトールガムをかむだけでもその効果が期待できます。

歯磨きに使う薬剤にはさまざまな種類がありますが、フッ素・酵素・殺菌成分が配合されているものがおすすめです。フッ素は歯の再石灰化を促進し、酵素は歯にこびりついた歯垢を除去し、殺菌成分は細菌の増殖を抑えるます。3つの成分が揃っていれば、虫歯予防に大きな効果を発揮します。そして、実際に歯磨きをする際には磨き残しがないように丁寧なブラッシングを心掛けましょう。

特に、歯の裏側は磨き忘れがよくあるので気をつけなければなりません。舌で触れたときにざらつきやぬめりがあるのは磨き残しの証拠です。磨き残しに気をつけながら入念な歯磨きを続けていれば、虫歯になる可能性は低くなるはずです。

ただし、歯の間や歯茎の隙間などは歯ブラシだけでは汚れが十分に除去できず、それが原因で虫歯や歯周病になる場合もあります。そうした事態を防ぐには歯間ブラシやフロス、糸ようじなどが有効です。自分に合ったサイズのものを選び、隅々まで磨けるようにしておきましょう。

POINT

できるだけ酸性化を防ぐ、唾液の分泌を増やす、細菌の繁殖を減らす工夫を。

個人によるブラッシングだけでは不十分!歯科医院での定期健診のすすめ

歯の定期検診を受ける

どんなに丁寧に歯を磨いても、汚れが残ってしまう可能性は常にあります。それに、しっかり磨いていた部分でも目に見えない汚れが少しずつ積み重なり、虫歯や歯周病、あるいは歯の汚れなどの原因となってしまいます。そこで、おすすめしたいのが歯科医院での定期健診です。

歯科医院であれば、磨きにくい部分に溜まった汚れや知らず知らずのうちに溜まってしまった歯垢などもしっかり落としてくれます。問題はどのぐらいのペースで通えばよいかですが、一般的な目安は3カ月から半年に1回です。費用の相場も1回数千円程度なので、半年に1度なら大きな負担になることもないでしょう。

さらに、定期健診では歯の汚れや歯垢の掃除だけでなく、さまざまなチェックも行ってくれます。まず、口腔内が健康的な状態であることを確認し、虫歯や歯周病になっていないかの確認をしてくれます。入れ歯や差し歯、詰め物などが問題ないかも調べてくれます。

虫歯による症状が出てから歯科医院を訪れる場合はかなり悪化しているケースが多いため、定期健診を行うことは早期発見と改善につながります。定期健診を受けたあとは、多くの場合、ブラッシングの指導もしてくれます。そこで正しい磨き方を身につければ、虫歯になるリスクを低くすることができるでしょう。

清潔感を守るために知っておきたい!歯が変色する主な原因と予防法

カレーとワイン

飲食すれば歯に色がついてしまう

清潔感の出し方として白い歯を強調するというのは極めて有効な方法です。異性に対するアピールになりますし、自分に対する自信にもつながります。人の歯というのは老化するとエナメル質が摩耗して内側の象牙質が透けることで黄ばんで見えますし、虫歯になって神経が死滅すると茶色く変色します。

ただ、まだ若くて虫歯もないのに歯の色が変わったというのであれば、それはおそらく何らかの物質が歯に付着することによる着色です。つまり、白い歯を保つにはいかにして歯への付着を防ぐかにかかっているといえます。

具体的に何が歯に付着するのかというと、その多くは飲食物に含まれる成分です。たとえば、お茶に含まれているタンニンは着色しやすく、一旦着色すると歯磨きなどでは容易に落ちなくなってしまいます。また、コーヒーに含まれているカフェインも黄ばみの原因となるので注意が必要です。その他にも、赤ワイン・ミートソース・カレーなどといった色の濃い飲食物を頻繁に口にすれば、色が定着してしまうことが知られています。

いずれにせよ、着色しやすいものを極力控え、もし口にした場合はすぐに歯を磨くか、口をゆすぐかして着色汚れが定着するのを防ぐことが大切です。それから、口の中が乾燥すると歯に着色汚れが定着しやすくなるので、食事のときは食べ物をよく噛むなどして唾液腺を刺激することも重要なポイントだといえます。

やはりタバコは清潔感の大敵

しかし、そうした飲食物以上にやっかいなのがタバコです。タバコに含まれるタールは黄ばみの原因になるうえに、一度着色してしまうと歯科医でもきれいに落とすのには苦労します。それから、タバコは歯を変色させるだけでなく、歯茎の色や唇までも黒っぽくしてしまうことが知られています。したがって、見た目の印象を少しでもよくしたいのであれば、タバコを控えるのは必須条件です。

もし、どうしてもやめられないという場合は次善の策としてタバコにヤニ取り用のパイプをつけることをおすすめします。すると、パイプの内部でヤニが減少するので多少はマシになるでしょう。着色の観点からすると電子タバコに変えてしまえばほとんど影響はなくなるでしょう。

以上が着色の主な要因ですが、他にも可能性は低いながらも、「歯の治療に使用した詰め物の劣化による着色」「テトラサイクリン系抗生物質服用による象牙質の変色」「成長期において特殊な疾患にかかったことによる変色」などといったケースも考えられます。すでに歯が変色している場合はまず原因を特定し、そのうえで適切な処置を行うようにしましょう。

削らないで黄ジミを吸着【薬用ホワイトニングパウダー】
POINT

お茶、コーヒー、赤ワイン、ミートソース、カレー、タバコなどは歯の着色の敵!

歯を白くする!2種類のホワイトニングとそれぞれの特徴

ホワイトニングする歯科衛生士

プロの力を借りるのも1つのテ

いくら食べ物に気を付け、食事直後に歯磨きをしたとしても歯への着色を100%防ぐことは困難です。そして、一度色が定着してしまうと、通常の歯磨きだけではなかなか元の白さには戻らなくなってしまいます。そういうときにおすすめなのがホワイトニングです。ホワイトニングとは薬剤を用いて歯を白くする施術のことを指します。これを行えば歯の内部まで色が沁み込んでいる場合でも白くすることが可能です。ちなみに、具体的なホワイトニングの方法としては、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと自宅で行うホームホワイトニングの2種類があります。

この内、短期間で効果が期待できるのはオフィスホワイトニングの方です。レーザーや濃度の高い薬剤を使用するのでみるみるうちに白くなっていきます。ただ、ホワイトニングはまだまだ女性のためのものというイメージが強いために男性は施術を受けにくいかもしれません。その場合はメンズホワイトニングを行っている歯科医院を探してみましょう。施術の方法自体は従来のものと同じですが、男性専用となっており、女性の患者に囲まれて居心地の悪い思いをしなくてもすみます。

自分にあったホワイトニング方法で

一方、ホームホワイトニングの場合は最初に歯科医院で自分の歯並びに合うマウストレーを作り、その中に薬剤を入れて装着します。そうすることで、薬剤が歯に浸透し、付着した着色物質を分解していくというわけです。オフィスホワイトニングと比べて十分な効果を得られるまでに時間がかかり、毎日一定時間マウストレーを装着しなくてはなりませんが、一度白くなったあとは効果が長く持続するというメリットがあります。ただ、ホームホワイトニングを行った直後は着色しやすくなるのでマウストレーを外しても数十分から数時間は色のついた飲食物が口にできないのがデメリットです。

さらに、両方を併用することで短期間に大きな効果を得る方法もありますが、当然のことながらコストは高くなってしまいます。おまけにオフィスホワイトニングでは高濃度の薬品を使用するため、両方を併用すると人によってはより知覚過敏になりやすいデメリットもあります。もし、ホワイトニングを考えているのであれば、以上の点を踏まえて、最も自分に適した方法を選ぶようにしましょう。

【まとめ】白い歯を手に入れて清潔感のある男性を目指そう!

人は話をする際に、相手の口元に目がいくものです。そのため、歯の汚い人よりはきれいな人の方が好印象を抱かれやすいという傾向があります。したがって、モテたいのであれば、白い歯を目指してみることをおすすめします。できれば、歯並びも矯正したいところですが、そちらは難易度が高いので後回しでもかまいません。まずは健康的な白い歯を手に入れることでモテる男への第一歩を踏み出していきましょう。

  • 食生活と歯の清潔感は密接な関係がある
  • 歯磨き、フロス、ガムをしっかり活用しよう
  • 定期健診が歯の清潔感を維持してくれる
  • お茶、コーヒー、ワイン、清涼飲料水と飲み物には敵が多い
  • ホワイトニングに関する知識をつけよう

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