じめじめした天気が続いていますが、汗の臭いが気になる夏本番を前に、夫の体臭を気にするママたちが臭いの改善の方法を学ぶセミナーが開かれました。ポイントは「男性の体臭は変化する」ということでした。
男性化粧品メーカーが主催したこのセミナーでは年代別の臭いの特徴とともに、臭いをケアする方法を学びました。30代後半から40代の特有の臭いは実は加齢臭ではなく、古い脂のような酸っぱい「ミドル脂臭」と名付けられました。最も不快感を与えるとされる、この古い脂の臭いは後頭部から首の後ろを殺菌剤が入ったシャンプーでしっかりと洗い流すことで改善されるといいます。そして、加齢臭と呼ばれる50代の枯れ草のような臭いは胸や背中を中心に洗うのがポイントです。参加した人は「(夫は)耳の後ろを気にしていたみたい。後頭部というのが分からなかったので教えてあげようと思う」「柔軟剤とか結構使っているけれどそれでも全然臭いが取れないので、シャンプーを使ってみてどう変わるか楽しみ」などと話していました。
夫の臭い対策は働いてきたことをねぎらいながら聞き入れやすい状況をつくることが大切だということです。