清潔感のあるスタイルを目指そう！女性が男性に求める理想の体型とは？

男性が相手に好印象を与えたいなら「清潔感」は非常に重要なポイントです。そして、清潔感を左右する要因として「体型」が挙げられます。あまりにも自分のスタイルに無頓着だと、周囲の人間の評価を落としてしまう危険が出てくるでしょう。この記事では、男性の清潔感とスタイルの関係や、人に受け入れられやすい体型について解説します。

男性のスタイルと清潔感はどれくらい関係がある？

やはり重要視される体型

人によっては「体型よりも服装や髪型のほうが清潔感に影響する」と考えがちでしょう。しかし実際には、体型も同じくらい清潔感を左右するポイントなのです。結婚相談所パートナーエージェントが行った「婚活」に関するアンケートでは、65%の女性が「清潔感」によって男性の印象を決めると回答しました。

そして、「体型」で印象が決まると答えた女性も30%以上いました。同じアンケートでは「婚活で気をつかったほうがいいポイント」としても、「体型」に24%以上の回答が寄せられています。体型は、女性からの印象を決める重要なポイントのひとつです。

一方で、「太っているから悪印象」「痩せているから無条件で嫌い」と評価されるとは限りません。むしろ、自分の体型を自覚していない男性ほど「清潔感がない」と思われるのです。マイナビニュースが行った「男性の身だしなみ」に関するアンケートでは、「意識が高すぎなくてもいい」「エステにまで通う必要はない」という意見も寄せられました。

そのかわり、「体型に合った服を着ている」という男性には好意的なコメントが投げかけられています。男性は体型維持に関して、極端な努力をする必要はありません。それでも、最低限のマナーとして周囲の視線は気にするべきでしょう。

普通がイチバン、肥満はイマイチ

株式会社IBJは「理想の異性の体型」についてアンケートを行いました。その中で、女性が考える理想の男性の体型としてもっとも多くの回答率を得た項目は「普通」でした。多くの女性が男性に対し、ほどよいバランスのスタイルを求めているのだといえます。

ただ、2位になった項目は同率で「やや細め」「スポーツマン体質」でした。「太め」「やや太め」などの項目は、大差で下位に沈んでいます。肥満の男性と比べた場合は、痩せている男性のほうが女性から好印象を持たれやすいという結果になりました。

そもそも、肥満体型の男性は汗をかきやすい問題を抱えています。そのことが「清潔感がない」という印象につながるケースは少なくありません。恋愛の場はもちろん、ビジネスシーンでも取引先に悪い印象を与えるリスクが出てきます。ぜい肉が気になるメンズは、思い切ってダイエットしましょう。

清潔感を与えられないメンズの体型について

太りすぎも痩せすぎもNG

「肥満体型」の男性は清潔感から遠ざかっている状態です。太っている人の多くは汗をかきやすいうえに、肌が自然に脂ぎってしまいます。こうしたビジュアルは周囲から「不潔」と思われやすくなります。それ以上に、「デビル効果」と呼ばれる心理も肥満体型の向かい風になってしまいがちです。デビル効果とは、物事のひとつの欠点を知っただけで長所が見えなくなってしまう心理です。

清香

太っているということは…部屋も汚い？

非常に太った人と出会うと、どうしても多くの人は「不潔」「だらしがない」といった先入観にとらわれてしまいます。そうなれば、相手がどれほど丹念に体臭や身だしなみをケアしていても肯定的に受け止めにくくなっていきます。見た目の第一印象だけで人間関係が決まる可能性もゼロではありません。

ただし、「自分は痩せているから問題ない」という考え方も危険です。痩せすぎの男性は神経質な印象を相手に与える場合があります。また、不健康そうで軟弱に見えるのもデメリットだといえるでしょう。痩せているだけでは、必ずしも清潔感につながりません。ほどよく引き締まった、筋肉のあるスタイルになることが重要なのです。

スタイルは活かさないと損

清潔感を保つには「見せ方」にも注意しましょう。清潔感とは「清潔であること」と同義ではありません。決してスタイルが悪いわけではなく、体をきれいにしていても、なぜか清潔感を与えられない人がいます。こうしたタイプの多くは、服装や身だしなみを失敗しています。いくら元の体型が優れていても、服のサイズが合っていなくては好印象を与えられません。ヨレヨレの生地や、アンバランスな丈のまま服を着るのは厳禁です。こうしたポイントは相手から「雑な性格」だと思われ、不衛生なイメージを与えかねません。

夏場によくある失敗として、タンクトップ１枚だけなど素肌を見せすぎるのも要注意。筋肉質の男性であれば、スタイルを自慢したいという心理も働くでしょう。そうでなくても、猛暑の日にはなるべく薄着でいたいと考えるのが自然です。しかし、素肌は汗や体臭を連想させるので、見る人によっては不衛生だと感じてしまいます。それに、体毛が服の下からのぞくことで不快に思う人もいます。

そのほか、体型との組み合わせで印象を悪くするポイントが「長髪」です。太った人が髪の毛まで長いと暑苦しいビジュアルになってしまいます。逆に、痩せすぎている人の長髪はやや暗い雰囲気を漂わせます。いずれにせよ清潔感を損なう原因なので、髪の毛は適度に切っておきましょう。

清潔感を出すにはどんなスタイルを目指すべき？

努力が魅力に見える細マッチョ

メンズに必要な清潔感の出し方として、「モテるスタイル」を意識しましょう。女性は男性以上に見た目を意識して生活しています。女性から好印象を得られるような体型になれば、清潔感があるといえます。たとえば、「細マッチョ」は女性に人気の体型です。ぜい肉をそぎ落とし、筋肉で引き締まったスマートなスタイルが細マッチョの特徴。細マッチョになると似合う服も多くなり、ファッションを楽しみやすいのもメリットでしょう。おしゃれになれば結果的に、ますます清潔感を演出できるという好循環が生まれます。

細マッチョを目指すには、ある程度の食事制限が不可欠です。当然ながら暴飲暴食を控えます。糖質の多いビールやジュース、スナック菓子やジャンクフードも減らしましょう。そのうえで鶏肉や緑黄色野菜、玄米といった健康食品を積極的に取り入れます。食事制限と並行して脂肪を燃焼させるための有酸素運動を習慣づけます。筋トレやランニングを日課にして、全身のぜい肉を落としていくのです。ただ、ひたすら運動量を増やすだけでは筋肉がバランスよく増えてくれません。体幹トレーニングで軸をしっかりさせ、筋肉がつく土台を整えます。

筋肉、姿勢、歩き方にも注意

細マッチョよりも筋肉量の多い「スポーツマン体型」に好印象を抱く女性もいます。それでも、気をつけたいのは体格が大きくなるにしたがって似合う服も少なくなっていく点です。トレーニングが偏ってしまうと、胸筋や腹筋など、一部の筋肉だけが発達することも珍しくありません。こうした体型では服を着てもアンバランスな印象になり、清潔感を与えにくいのです。スポーツを真剣に行っているなどの特別な理由がない限り、筋肉を闇雲に増やすのは避けましょう。それよりも、引き締まった肉体になるほうが肝心です。

なお、清潔感を出すためには「姿勢」にも気をつけましょう。ガニ股が癖になっていると足が短く見えてしまいます。猫背でいても、腹回りに肉がたまりやすいでしょう。何より、これらの姿勢は服の着こなし方にも影響します。服の一部がよれたりしわになったりするので、だらしない印象が強まります。スーツやジャケットなど、フォーマルなコーデでは服の立体感も損なわれかねません。アイテムの美しさを際立たせるには、背筋を伸ばして着こなすことが肝心です。

スタイルをカバーするメンズファッションのコツ

春はパーカー＆スキニーがgood

体型を改善しようとしても、すぐに成果が出るわけではありません。本当にスマートなスタイルを手に入れるまでは、普段のコーデを工夫してみることも大切です。まず、厳禁なのは「大きなサイズの服を選ぶ」ことです。確かに、通常よりも大きなサイズの服を着れば体型は誤魔化せます。しかし、丈の感じがちぐはぐになるうえ、しわのつき方も不自然です。清潔感のあるコーデにはなりにくいでしょう。

それよりも、そもそもゆとりのあるデザインとして作られたアイテムを選ぶのがコツです。たとえば、薄手のパーカーは春や先にも使いやすいアイテムです。シャツの上から羽織れば、お腹周りの肉づきを自然にカバーできます。また、裾が広がっているワイドパンツも、違和感なく下半身のスタイルを隠すのに便利です。

トップスとボトムスの組み合わせではギャップを意識しましょう。全体的にゆったりした服を着るのではなく、上半身と下半身で印象を変えます。仮に上半身をゆったりしたシャツにするのなら、下半身はスキニーパンツにします。上半身にタイトなシャツを着るときは、下半身をワイドパンツにしましょう。このようにギャップを生めば、その分だけスタイルが痩せて見える仕組みです。

冬はロングコートでスリム感を演出

そのほか、冬場で重宝したいのはロングコートです。縦に長いアイテムを着ていると、体型も上下に引き伸ばされて見えます。他人からスマートに映るため、肥満をカバーしやすいのです。同じ理由で、ストライプ柄のトップスも着痩せに役立ちます。

アイテムの色味もスタイルの見え方に関係します。青や水色は「収縮色」といって、影のように見えるカラーです。つまり、実際の面積よりもスリムに見せてくれる効果があります。黒も収縮色であるものの、体のラインをはっきり見せてしまうのは欠点です。着るときには上から収縮色のアウターを羽織るなどしましょう。

逆に、避けたいのが赤やピンク、パステルカラーなどの「膨張色」です。これらの色は光を反射するので、実際の面積よりも広く映ります。太っている人はより太って見えることも珍しくありません。膨張色だけでコーデを考えるのは避けるのが無難です。

【まとめ】清潔感を出すためのスタイルを意識！服装でもカバーしよう

第一印象で相手に「清潔感がない」と思われたら、それを覆すのは至難の業です。欧米では太っている人は出世できないと言われており、有名企業のCEOに肥満はあまり見ません。体型が清潔感に影響する以上、健康的でスマートになれるよう努力することが必要です。本当に痩せるまでの間は、服装のコーデでスタイルを細く見せるのもひとつの方法だといえます。アイテムのサイズや組み合わせ、色などを注意して、体型をカバーしましょう。

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