HIFUの事故増加で再発防止策を提言(2023年3月29日)

 肌の引き締め効果があるとされる美容機器「HIFU」の施術で事故が増加しているとして、消費者安全調査委員会は施術者を限定するなどの再発防止策を厚労省などに提言しました。

 HIFUは超音波を集中させることで人体の表面を傷付けずに皮膚の下の組織に直接影響を与える施術で、肌の引き締め効果があるとして美容クリニックなどで使われています。

 しかし、麻痺が治らない、無意識によだれが垂れる、目がかすむなどの事故がエステサロンを中心に増加傾向だということです。

 消費者安全調査委員会は、施術する人を限定する、輸入機器の監視を強化する、リスクについて注意喚起するといった対策が必要だとして、厚労省と経産省などに意見を提出しました。
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